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何と、その変わり者とは、蘭学者の高野長英（美木良介）だった。 高野長英の名は後の世に残ると夜十郎が予言し、２人は打ち解ける。 その高野長英が目付の鳥居耀蔵（石橋蓮司）に狙われる。 後の世で蛮社の獄と呼ばれる思想弾圧である。 夜十郎たちは、河内山宗俊（石坂浩二）の家に長英をかくまう。 お絹（黒木瞳）が病にかかってしまう。 蘭学の医者でしか直すことができないが、長屋の回りには、鳥居の手の者が張り込みをしていて長英を連れてくることができない。 症状を聞いた長英は一刻も早く手術をしなくてはならないのでお絹を連れてくるようにという。 しかしそのことが元で長英の居所が鳥居に知られてしまう。 |